アンドフィーカのカフェトーク、今回は「北欧の子ども観」というテーマです。ゲストは、スウェーデン文学をご専門に、東海大学北欧学科で教鞭をとられている上倉あゆ子さん。上倉さんは、北欧の子どものための演劇や文学に関する研究者として活躍しておられますが、演劇、絵本や児童文学、映画など北欧文化研究のなかで、北欧における子ども観が日本と大きく異なることに注目しています。
現在公開中のスウェーデン映画「リトル・エッラ」は、上倉さんが論文で取り上げたこともある、絵本作家ピヤ・リンデンバウムの絵本が原作です。上倉さんは、「リトル・エッラ」の映画パンフレットにコラム「子どもの姿が見える、子どもの声が聞こえる」を執筆し、映画のストーリーのなかに見られる北欧の子ども観、そして子ども文化のあり方について解説されています。
今回のトークでは、上倉さんがさまざまな経験を通して感じてきた北欧と日本の子ども観の違い、「長くつ下のピッピ」や「リトル・エッラ」など、スウェーデン作品に見られる子どもへの眼差しや家族の描き方の特徴など、いろいろなお話しを伺いたいと思います。どうぞお楽しみに。
<ゲストプロフィール>
上倉あゆ子(東海大学 文化社会学部北欧学科 准教授)
専門は北欧のこども文化(児童文学・舞台芸術など)・スウェーデン文学。共著に『北欧学のすすめ』(東海大学出版部)、『北欧文化事典』(丸善出版)、『映画のなかの「北欧」―その虚像と実像』(小鳥遊書房)など。
アンドフィーカのカフェトーク【FIKAの時間】第45回
配信日時:2024年5月13日(月)15:00から、約1時間
ゲスト:上倉あゆ子さん(東海大学北欧学科准教授)
「北欧の子ども観―『長くつ下のピッピ』から『リトル・エッラ』まで」
【プロフィール】
上倉あゆ子(東海大学 文化社会学部北欧学科 准教授)
専門は北欧のこども文化(児童文学・舞台芸術など)・スウェーデン文学。共著に『北欧学のすすめ』(東海大学出版部)、『北欧文化事典』(丸善出版)、『映画のなかの「北欧」―その虚像と実像』(小鳥遊書房)など。
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